データ消去サービス

パソコンは個人情報の宝庫

パソコン処分の際に絶対に忘れてはならないのが「データ消去」の作業です。普段あまり意識することはないかもしれませんが、実はパソコンは個人情報の宝庫。

名前や写真、年齢性別、趣味嗜好、クレジットカード情報やさまざまな暗証番号・パスワードなどなど…あらゆる情報がデータとしてパソコンの中に記録されています。

データ消去をしないままパソコンを処分し、それが悪用されてしまった場合、自分の個人情報が漏洩するだけならまだしも、場合によっては友人や知人、取引先などさまざまな人の情報も漏洩してしまう可能性も秘めています。

ですから、これらのデータを残したまま、全く無防備にパソコン処分を行うのは、あまりにも危険すぎます。

確実にデータを削除する方法

一般の人の中には、パソコンのデータ消去=初期化、と思っている人がいますが、実はこれは間違い。パソコンのメニューの中に含まれる「初期化」という作業は、一見全てのデータを削除してくれたかのように見えますが、実は完全にデータを消すことはできていないのです。

そのため、ちょっとパソコンに詳しい人が作業すれば、簡単に削除された(かのように見える)データを復元することができてしまいます。

確実にデータ削除をしたいのであれば、データ削除専用のソフトウェアを使用したり、物理的にハードディスクを破壊するといった方法をとらなければなりません。

もし、こうしたデータ削除作業が難しいというのであれば、データ削除を専門に行っている業者もあるので、そういった業者を頼るのが安心といえるでしょう。「リネットジャパン」や「パソコン処分.com」など、さまざまなデータ消去サービス(と回収)業者がありますからチェックしてみましょう。

また、家電量販店やパソコンメーカーなどでも、パソコン回収の作業とともにデータ消去を行ってくれるところがあります。パソコン処分することが決まったら、回収の有無だけでなくデータ消去作業サービスも念頭に置きながら業者を選定すると良いでしょう。